令和7年度(午後の部)第9問は、地積測量図に関する正誤問題(組合せ)です。訂正の申出、署名と押印、境界標の記録、求積、土地所在図との関係が問われました。
誤っているものの組合せを選びます。
地積測量図に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
ア 土地の所有権の登記名義人の氏名が登記記録上の氏名と異なる場合であっても、当該氏名についての変更があったことを証する市町村長が職務上作成した情報を提供することにより、当該土地に係る地積測量図の訂正の申出をすることができる。
イ 書面を提出する方法により地積に関する更正の登記を申請した場合に、作成者が署名した地積測量図には、その作成者の押印は要しない。
ウ 筆界点に永続性のある石杭又は金属標があるときは、地積測量図にその表示を記録しなければならない。
エ 分筆の登記を申請する際に添付する地積測量図には、分筆前の土地が広大であって、分筆後の土地の一方がわずかであるときは、地積の記録を便宜省略することができる。
オ 地積測量図の縮尺がその土地について作成すべき土地所在図の縮尺と同一であって、当該地積測量図によって土地の所在を明確に表示することができるときであっても、当該地積測量図をもって土地所在図を兼ねることはできない。
出典:法務省ウェブサイト「令和7年度(2025年)土地家屋調査士試験問題」「正解」(午後の部 第9問)
エは誤りです。分筆の地積測量図は分筆後の全ての土地を求積するのが原則(全筆求積)で、一方がわずかでも地積の記録は省略できません。
オも誤りです。縮尺が同一で土地の所在を明確に表示できるなどの要件を満たすときは、地積測量図をもって土地所在図を兼ねることができます。
正しいウは、筆界点に永続性のある石杭・金属標があるときその表示(境界標)を記録する、という記載事項です(規則77条)。
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参考にした資料
※法令は改正されることがあります。最新の条文をご確認ください。内容確認日:2026年6月27日。正解は法務省公表の正解(午後第9問=5)によります。
正解:5(誤っているのはエ・オ)
誤っているのは記述エと記述オです(ア・イ・ウは正しい)。