この記事の要点
午後の部は択一20問(50点)+記述式2問(土地・建物 各25点・計50点)を2時間30分で解きます。
解く順番は択一 → 建物 → 土地が定番です。計算が軽く得点が安定する建物を先に、計算が重い土地を最後にします。
カギは土地に時間を取られすぎないこと。順番と時間配分をあらかじめ決めておきます。
記述式の解き方でいちばん大事なのは、解く順番と時間配分を先に決めておくことです。
記述式は情報量が多く、行き当たりばったりで解くと土地の計算で時間を溶かし、最後まで到達できません。
まず全体の構成と、定番の解く順番を押さえます。
午後の部は、多肢択一式20問(50点満点)と記述式2問(50点満点)で構成されます。
記述式は土地が1問・建物が1問で、配点はそれぞれ25点(合わせて50点)です。試験時間は午後の部で2時間30分です。
定番の順番は択一 → 建物 → 土地です。
建物の記述は、土地のような煩雑な座標計算が少なく、得点が安定しやすいため先に解きます。土地は計算と作図に時間がかかるので、最後にじっくり時間を使います。
時間配分は予備校や人によって幅がありますが、一例として次のような目安があります。
| パート | 時間の目安 |
|---|---|
| 択一(20問) | 約30〜40分 |
| 建物(記述) | 約50分 |
| 土地(記述) | 約60分 |
択一に時間をかけすぎると記述が時間切れになります。択一は決めたら次へ進み、記述に時間を残すのが基本です。
記述式は、各パートで手順を決めておくと安定します。
土地の流れ:①問題文を読んで事情・条件を整理 → ②筆界の判断・座標計算・求積(面積計算) → ③申請書の記載 → ④地積測量図の作図。
建物の流れ:①問題文を読んで事情・条件を整理 → ②申請書の記載 → ③建物図面・各階平面図の作図。建物は座標計算が少ない分、土地より工程が短くなります。
いきなり長い問題文を頭から読み始めないことがコツです。
先に「何が問われているか(設問)」と「答案用紙・図面に何を書くか」を確認し、論点の見当をつけてから本文を読むと、必要な情報を拾いやすくなります。
Q. 午後の部の記述式は、土地・建物の2問で、配点はそれぞれ25点(計50点)である。○か×か。
○。記述式は土地1問・建物1問の計2問で、合わせて50点満点です(択一も50点満点)。
Q. 記述式は、計算の重い土地から先に解くのが定番である。○か×か。
×。定番は択一→建物→土地です。得点が安定しやすい建物を先に解き、計算と作図に時間のかかる土地を最後に回します。
Q. 記述式の問題文は、まず頭から最後まで読み切ってから設問を確認するのがよい。○か×か。
×。先に設問と「答案用紙・図面に書く内容」を確認し、論点の見当をつけてから本文を読むほうが、必要な情報を効率よく拾えます。
記述式は、解く順番(択一→建物→土地)と時間配分を先に決め、土地に時間を取られすぎないことが解き方の核心です。
土地は「把握→座標・求積→申請書→作図」、建物は「把握→申請書→作図」という流れを、各パートで固定しておきましょう。
参考にした資料
・令和6年度 土地家屋調査士試験 午後の部(多肢択一式・記述式の構成・配点)/法務省 公式問題
・記述式の解答順序・時間配分・解法フローに関する受験対策資料(複数の予備校・解説サイトで確認)
※時間配分の数値は目安で、予備校や個人により幅があります。最新の試験要項は法務省でご確認ください。内容確認日:2026年6月12日。
まちがえやすいポイント
土地の計算で完璧を目指して時間を溶かすのが、いちばんの失点パターンです。順番(択一→建物→土地)と時間配分を守り、土地で詰まったら一度切り上げて、書けるところ(申請書・作図の一部)から確実に得点しましょう。記述は満点でなく基準点クリアがまず目標です。