独学で学ぶ土地家屋調査士

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建物の種類・構造・区分・附属が混同する|見分け方の整理(土地家屋調査士)

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土地家屋調査士の建物では、種類・構造・区分建物・附属建物が次々に出てきます。似た言葉が並ぶため、頭の中でごちゃごちゃに混同して、記述式で手が止まる人はとても多いです。

公開されている受験体験記やブログには、こんな声があります。

・「種類が“居宅”か“共同住宅”か迷う。共同住宅としても不正解と言い切れず、どちらでもよいと思うほど」
・「建物の種類は、予備校によって見解が割れている箇所がある」
・「区分建物なのに中心線!?と混乱して、完全に手が止まった
・「区分建物に附属建物がある場合、床面積はどちらも内法でいいのか自信がない」

建物の種類・構造・区分・附属が混同するのは、才能ではなく、別々の話を一緒くたにしているからです。軸を分ければ、見分けられます。

建物の見分け方や図面まで体系立てて教わりたいなら、アガルート土地家屋調査士講座という選択肢もあります。ただ、まずは下の軸の分け方を見てからで十分です。

建物は「4つの軸」を分けて考える

混同の正体は、種類・構造・区分・附属という別々の軸を、一つの話として混ぜてしまうことです。軸ごとに分けると次のとおりです。

何を見るか・混同しやすい点
①種類建物の主な用途(居宅・共同住宅など)で決まる。まれに見解が割れる例もあるが、まず基本の判断基準を押さえる
②構造種類とは別。構成材料・屋根の種類・階数で決まる。「用途」の種類と「造り」の構造を混同しない
③区分建物か床面積の測り方が変わる。区分建物は内側線(内法)、非区分は中心線。ここが最大の混乱ポイント
④附属建物か別棟か附属かは効用上一体かで判断する。区分建物に附属する建物の測り方など、細部は床面積の記事で確認する

つまり、建物で手が止まるのは「暗記量が足りない」からではなく、用途(種類)・造り(構造)・測り方(中心線か内側線か)・一体か(附属か)という別々の軸を、一つに混ぜているから、というケースがほとんどです。

まちがえやすいポイント

区分建物の床面積は、中心線ではなく内側線(内法)で測ります。非区分の建物は中心線です。区分建物なのに中心線で測ると、各階平面図の辺長と合わず、床面積がまとめてずれます。「この建物は区分か非区分か」を先に確定してから、測り方を選ぶようにします。

軸ごとに「答え合わせ」をする

混同したまま暗記しようとすると、いつまでも整理できません。順番が逆です。まずは軸ごとに一つずつ、判断基準を確認するのが早いです。当サイトには、種類・構造・床面積の測り方・附属建物を、それぞれ整理した記事があります。

建物の登記の全体像や、不登法そのものが細かくて覚えられないという悩みは、別の記事にまとめています。あわせてどうぞ。

それでも判断に迷うなら(独学の限界)

ここまでの軸の分け方で、建物の混同はかなり整理できます。ただ、正直に言うと、独学では埋めにくい部分もあります。

それは、「種類の認定など、見解が割れる箇所で自分の答えに確信が持てない」ときと、「区分・附属での床面積の測り分けや図面が、合っているか独りでは判断できない」の2つです。前者は判断の勘所を教われば早い部分、後者は添削してくれる人がいないという独学の弱点です。

この2点だけは、テキストと独学ではどうしても埋まりにくい部分です。建物の見分け方から床面積・図面まで、判断の勘所を教えてくれる講座を「弱点補強」として使う人も多いです。建物で迷う人には、アガルート土地家屋調査士講座が評判です。向き不向きや料金は評判・特徴の記事で確認できます。

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理解度チェック

Q. 建物の「種類」と「構造」は、どちらも建物の造り(構成材料・屋根・階数)で決まる。○か×か。

×。種類は主な用途(居宅・共同住宅など)、構造は構成材料・屋根・階数で決まります。別の軸なので、混同しないように分けて覚えます。

Q. 区分建物の床面積は、非区分の建物と同じく中心線で測る。○か×か。

×。区分建物は内側線(内法)で測ります。中心線で測るのは非区分の建物です。まず区分か非区分かを確定してから測り方を選びます。

まとめ

建物の混同は、才能ではなく、用途(種類)・造り(構造)・測り方(中心線か内側線か)・一体か(附属か)という別々の軸を混ぜているだけです。軸ごとに判断基準を確認すれば、記述式で手が止まりにくくなります。

まずは当サイトの建物の種類床面積の測り方で軸ごとに答え合わせをしてみて、「見解が割れる箇所で不安」「測り分けが合っているか不安」というときに講座の力を借りる。この順番で十分に間に合います。焦らず、一つずつ切り分けていきましょう。

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参考にした情報

受験生の声は、公開されている受験体験記・ブログ・Q&Aサイトで語られている悩みをもとにしています。建物の種類・構造・床面積の測り方は、当サイトの各論点記事(不動産登記規則等に基づく整理)にリンクしています。

独学で学ぶ土地家屋調査士 編集部

この記事を書いた人

独学で学ぶ土地家屋調査士 編集部

土地家屋調査士試験の用語・条文・記述式・測量計算を、法務省の公式情報と最新の法令に照らして整理しています。

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